「Friends of the Earth」
昨日4月22日は「地球の日」でした。
僕が初めてヨセミテに行った1986年、秋が深まる9月下旬のキャンプ4で長雨にあいました。テントの中で数日過ごしたのですが、雨が上がりテントを出ると、山の斜面がすっかり雪景色に変わっていたのです。その日からヨセミテに滞在した10月中旬までの間、カリフォルニアの輝く太陽は戻ったのですが、ピリッとした冷気が肌を突き、太陽を求めて過ごした事を覚えています。
しかし、2003年El Niñoのチャレンジでは10月中旬になっても日中は30度を超えるほどの暑さで日陰を求めて登っていました。これは明らかな地球温暖化が原因だと思います。
いつまでも我々がクライミングを楽しめる環境であって欲しいですし、我々が生き続けられる地球との関係を大切にしていかないと地球温暖化は止まらないんでしょうね。
1972年 THE NORTH FACEの製品カタログに『地球の友達へ』と題した手紙が掲載されました。
そこには当時の自然環境における、人間がもたらす負荷が赤裸々と書かれ、
このままでは私たちの自然が壊されてしまい元通りにすることができなくなると綴られていました。
手紙には、「私たちTHE NORTH FACEから発信される自然保護の言葉だけではまだまだ多くの人へ、
また企業へ、そして政府まで届くには十分な声の大きさではない。
地球で遊ぶ友達諸君は、地球の素晴らしさを知っているはずだ。だからこそ共に声をあげようではないか!」
と強い言葉があげられました。
現代に置いて、自然環境を取り巻く人間による負荷は改善されるどころか、日に日に大きく、そして積み重なって行くように思います。
#FRIENDSOFTHEEARTH #tnfjp @ Yosemite National Park